「ロードローラに乗って出かけてきたぜ!」
「もちろん運転するのはボクさ!」
高知県須崎市「ここには高知県唯一のご当地ラーメンがあるんだって♪」
「その名も、鍋焼きラーメン。あまり知られてないうえに、そこはかとなく地味なラーメンだよ!」
「こら地味とかゆうなリン。田舎っぽいシンプルなりの味わいがあるんだから」
「おいレン、あんたも身も蓋もないじゃん」
「さてと、鍋焼きラーメンとはなにか。ボクが解説しよう」
「偉そうに。つい3分前までなにも知らなかったくせに」
「…………」
「えーと、興味のある人だけ読んでみてね。要は土鍋のラーメンってこと」
「このように地元一円に鍋焼きラーメンの店が広がってるよ。今回入った店は道の駅かわうその里すさき内にあった、名前なんかどうでも良くて一瞬で忘れたレストランなにがしなんたら」
「鍋焼きラーメンにはアンパンマンの作者やなせたかし氏デザインのマスコットキャラクターがいるよ」
「各店舗がこんな感じでアピールしてる。写真の店だるまでは食べてないけど、初期から鍋焼きラーメンを出してる店のひとつだって」
鍋焼きラーメン「よし! どれだけ田舎臭いか確認するぞ」
「おお……」
「おおっ!」
「これほど具がないラーメンも珍しい!」
「これ見てよ。たくあんに……」
「ごはん。超シンプルだぜえ」
「めちゃくちゃ言ってる割には、よだれだらだらじゃん」
「そそそ、そんなことはないぞ?」
「これが鍋焼きラーメンか……」
「食う!」1分後
「ふうっ、旨かったぜ。馬鹿にして悪かったな鍋焼きラーメン」
「レンちょっと食い過ぎ」
「ご飯がそのまま残っちゃったよどうするの?」
「ああ、心配ない」
「こうするのさ!」
掛けご飯「ふっふっふ、これぞ観光客にはあまり知られてない地元民の楽しみ、鍋焼きラーメンの第2メニューだ。店によってはコメの上に卵を乗せたりもするのだ!」
「おいキミ、本当は詳しいだろ」
「というわけでいただきまーす」
「さて、これでご当地ラーメン鍋焼きラーメンの紹介は終わりだ。次からはボクのレビュー本体だぞ」
「あ、それないよ」
「え?」「だってレンってば男じゃん? フィギュアのオスに人権なんかないってばっちゃが言ってた。だからチョロQロードローラの写真でお楽しみください」
「ちょっと待ってよ。ねえ、マジ? 本当にこれで終わり?」
うん、マジ終わり。