年間2.5万ショットを支える、頼れる中級機だぜ。
そこそこレンズ描写にこだわると、個体ごとで補える画角が狭まり、それだけ種類と本数がいる。フィギュアを交えた野外撮影では被写体の距離・画角が短時間で激しく変化するため、幾度もレンズ交換をしてるとシャッターチャンスを逸しやすくなるうえ、撮影にも時間がかかる。それで同時運用の2号機となった。
一眼2台携行は2010年11月ごろからD7000とNEX-5で行っていたが、おなじカメラ2台となると操作系も写りもまったく等しいので、撮影時も現像時も頭の切り替えが必要なく、けっこう有利だ。幾度かの試行錯誤の結果、野外撮影でのデフォルトはアップ時点で1号機(広角調整)17-50mmF2.8、2号機(望遠調整)マイクロ105mmとなっている。両方とも防振機能付きレンズのため、ほとんどのシーンをカバーできる。
2号機の導入によりフィギュアのレビュー撮影でもレンズ交換の回数が激減し、かなり楽になった。ホコリ舞う屋内でのレンズ交換はけっこう神経を使い、時には撮影ブースとベランダを往復してたほどだった。2台だと8時間連続スイッチオンでマラソン撮影してもバッテリーがまだ残ってる。合わせて2000枚以上写せるだろう。
カメラのセッティングはほとんど同じだが、シャッター速度の低速限界設定などを変えている。1/15秒は広角~標準レンズ用に調整した1号機(2010年10月購入)、1/60秒は標準~望遠レンズ用に調整した2号機(2011年5月購入)だ。カメラの見分けはおもにアイカップと水準器でやっている。広角用のアイカップDK-21Mは視認性こそ良いが遮光性は低く、望遠用のVYC-0973はその逆で、写し方の特性と合わせている。水準器を2号機に付けてるのは焦点距離の長いレンズほどクリップオンストロボを使う機会が少ないので。
細かい紹介は1台目購入時にしてるので2号機の記事では割愛する。