ローゼン麻生VS水銀燈

おでかけフォト
撮影:2008/09/13

高知城(水銀領)

「ローゼン麻生が来るらしいわ」

「会場はこの高知城よ。国会議員の大先輩たる板垣退助の像がある縁からよ。自由民権運動や『板垣死すとも自由は死せず』の名言で有名なおじさんらしいわ。でもそんなもの、私のほうがずっと凄いわよ。なにしろ私ってば――」

「あら、アイスじゃなーい。ちょっと待ってなさい」

「あ〜ん、おいしい。ああ、それでね、私ってば、ローゼン派最大の勢力、水銀党の党首様だから、とっても偉いのよ」

「ローゼン麻生ってのが日本の首相なんて、目じゃないわよ」
※注意:撮影は2008年9月→しかしアップは2009年1月。

「あら、ローゼン麻生一行が到着のようね」

「ぞろぞろいるわね。みんな燃やしちゃおうかしら。ジャンクみたいに」

「あら、さっそくローゼン閣下がおいでね。でも赤いし、なんとなくアンニュイな気分。真紅め、まさか麻生太郎さんを陥落してたなんて」

「ローゼンさんだけじゃなかったようね。なんて恐ろしい子かしら……真紅」

「わぁ……」

「なんという数かしら」

「これみんな、水銀党員よ」

「自民党総裁選挙? なによそれ。この国はまもなく私の水銀党が支配することになるのよ。それも裏からね」

「ローゼン閣下ね」

「かわいらしい幼女さんと手をつないじゃって」

「私という者がいながら……」

「まあいいわ」

「私にはね、見なさい!」

「すごい数でしょう? みんな私の信奉者よ!」

「秋葉原の寵児、ローゼン麻生太郎幹事長といえども、これだけの水銀党員を前に、どこまで偉ぶっていられるかしら?」

「さあローゼン麻生さん、私の元に来なさい」

「……石原伸晃元政調会長って誰よ。そんなこわっぱに興味なんかないわ」

「小池百合子元防衛相なんかおいでじゃないわよ、私から見たら赤子のような歳じゃない」

「あ!」

「ローゼン麻生閣下だわ!」

「いやーん、なんて凛々しいお顔♪ ――じゃなくて! あやうく暗黒面に落ちるところだったわ……まったく、真紅の格好なんかしちゃって、どうしちゃおうかしら」

『――であるから、日本の将来……ん? キミは誰かね?』

「わたくし? 水銀燈よ。見れば分かるでしょ? ローゼン麻生さん」

『え? あああ! 本当だ! 本物の銀さまだ!』

「ねえローゼン麻生。ちょっとお願いがあるの」
『はいなんでしょう』

「この国をちょうだい」

『はい! 喜んで!』
 自民党は真党紅から水銀党へと鞍替えた!

『銀さまに栄光あれ! 水銀党ばんざい!』

「石破茂前防衛相? 自衛隊の元ボスってわけね。いいわ、水銀党政権では裏の軍隊の元締めに抜擢してあげる」

「与謝野馨経済財政担当相? もしかして衆院戦であの唯一神・又吉イエスさまの邪魔をした、腹を切って死ぬべきである、只、死んで終わるものではない、地獄の火の中に投げ込むものである、あの与謝野馨――どうでもいいわ」

「ようやく終わったようね。水銀党の恐ろしさをとくと味わったかしら?」

「これからの日本は水銀燈の水銀燈による、水銀燈のための政治が実現――うふふ」

「さあローゼン麻生さぁん」

「永田町に帰ったら、真紅のおバカさんに私の素晴らしさを宣伝なさい」

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