熱乱演舞 第58回よさこい祭り 風物 おでかけフォト よろずなホビー

撮影:2011/08/11~12

熱乱演舞! 高知市 土佐の高知の夏といえば―― 鳴子の音が鳴り響く。 よさこい鳴子踊りだ。イベント名はよさこい祭りといい、踊りは入らない。 待機中の地方車。 高知県高知市 第58回よさこい祭りRINN用事などで遅くなり、撮影は本番2日目の午後4時近くからわずか3時間あまり。だからいきなり追手筋本部競演場へ赴いた。 外人さんも混じっているね(青丸)。今回のモザイク対象外は踊り子・演奏者・著名人。踊り子は顔がテレビや新聞、ネットに出るのを承知で踊ってると解釈されているようなので、今回は思いっきって晒すことにした。 り組理容師さんのチームだ。青赤白のカラーは伝統のサインポール。 胸元にメダルを下げているのは個人賞だ。元気な踊り手、上手な踊り手に贈られる。 旭食品今年の銀賞に輝いたチームだ。大賞(1)・金賞(3)・銀賞(3)の7チーム中、今回は5チームまで網羅できた。 演舞を写せたのは参加191チームのうち29チーム、わずか15%にすぎないから、運が良かった。入賞22チーム(地方車奨励賞除く)にまで広げても、半数近い10チームを撮影できている。 本部競演場に行って良かった。時間的に昼の部の最後ということで、有力チームが集中したようだった。 俵屋グループこれも3枠しかない銀賞に輝いたチームだ。掲載はほぼ撮影順なので、2日目の夕方に訪れた人は幸運だった。 踊りはダイナミック。 かつ、静と動がバランス良く。素人目なりに、そんな感じ。 SummerPenguinSうかつにも先頭の地方車を写し忘れた。着ぐるみコスプレ集団で、踊りも自在無形だった。なんの因果か前後左右を企業チームに完全包囲されてしまっていたが、別に臆する様子もなく闊達に踊っていた。 十人十彩大賞につぐ金賞に輝いたチームだ。つまり準優勝。 入賞常連の有名チームで、その踊りは各チームが参考にするほどといわれる。 大賞を幾度も受賞してきた実力派だ。 ほにやこちらも金賞に輝いている。さきほどから銀・銀・おまけ・金・金と、とんでもない上位偏重だ。 一糸乱れぬ隊列。このクラスのチームには何年も継続して「所属」(参加レベルではない!)している踊り子がかなりおり、1年ごとに集合離散を繰り返す普通のチームとは格も技もまったく違う。 写してる時点では入賞の有無はわからない。ただ以前から知っている上位入賞常連なので、それなりに集中して写した。 十人十色(じゅうにんといろ)や旭食品とおなじく、幾度も大賞を受賞してきたチームだ。 高松よさこい連普通のチームはこんな感じ。年齢も身長もばらばら。でもこちらのほうが緊張せず気楽には写せる。 とらっく今年のよさこい大賞に輝いたチームだ。これで銀・銀・おまけ・金・金・ふつう・大賞と、短時間で濃厚すぎるレベルの踊りを見物することになった。 とらっくは高知県トラック協会。両手を長いあいだ広げて、やっこさんのような特徴的な踊りをしていた。 顔をデザインに採り入れた大胆な衣装が、大賞に一役買っているかも。 アイスを買ってちょっと休憩。といってもほんの3分ほどだった。 RHK-くろしお惜しくも入賞を逃した、競演意識の高い、そんな映えるチームのひとつだ。 サボタージュ先ほどとおなじ、実力重視のチーム。 位置ごとに身長を合わせていて、協調性が高い。そういった華のあるチームが上手い具合に集中している。さすが本部競演&昼の部最終。 いなん初出場でいきなり審査員特別賞を受賞している。格は銀賞につぎ、枠は3つ。 大橋通り踊り子隊商店街のチームだ。楽しそうに踊っていた。 夢舞隊このチームのように名前がちょっと言葉遊びに洒落ているところも多い。 逢 au by KDDI 高知支店纏(まとい)を縦横に振り回すお兄さん! 地区競演場連合会奨励賞という長い名前の賞で入賞したチームのひとつ。枠は12あり、地方車賞3枠を除く本入賞22の過半を占める。 電話会社のチームだからもしもしポーズ。 ドコモ一座 NTTドコモ高知支店こちらも奨励賞を受賞したチーム。なぜか電話会社2連発だった。 梼原日本古代神話か!? 高新RKCグループ地元新聞&放送会社のチーム。それだからか、瓦版。 高知県出身の現役幕内力士、豊ノ島関が! 私も握手してもらったぜ。 備中岡山・伊呂波センスいいチームだ。 かなばるカーニバルを意識した分かりやすいチームだ。露出度が高い。 止まっていた踊り子の進行がとつぜん早くなり、おっさんカメラマンが逃げ遅れてた。よくある一幕だ。 濱長 花神楽舞ってる舞ってる。 奨励賞を受けたチームのひとつだ。 喰人 with テックス髪型に凝ってる個性的な女性が多いチームだ。アニメキャラのようなでかい飾りを付けたり。 高知銀行仙女を意識したのかな? 阿波踊りのような囃しの振り付けだ。よさこいは元々、隣県徳島の阿波踊りを強く意識して戦後に生まれた、ごく若いお祭りだ。新しすぎていつのまにかフリーダムになってしまい、地域発祥の新しい祭りとしては、七夕祭りについで日本全国に広まっているとされる、らしい。 市民憲章よさこい踊り子隊参加者をその場で募る特殊チーム。観光客がこぞって加わり、その数はすくないときでも500人以上、多いときには1000人前後にも達するという。よさこいの規定は最大150人なので、破格の規模だ。2日目でこれが来たら昼の部、最後の踊りということだ。 本部競演場の撮影が終わったので、すぐ近くにある高知城競演場に来てみた――ら、ちょうどすでに写した大橋通りチームが踊り終わったところだった。アナウンスがあり、どうも踊りの間がかなり開きそうだったので、菜園場競演場へ移動した。 早稲田大学“踊り侍”今日写せた最後の入賞チーム。奨励賞に輝いている。どうやら踊り締めの場面だったらしく、激しくステップダンスしていてこんな写真に。 日没が迫っている。菜園場競演場も昼の部の終焉が近い。 なかとさもん久しぶりにみた普通のチームだ。過半の踊り子隊はこんな手作りな感じ。今回の撮影は時機に恵まれ、これまでがちょっと特別すぎた。 学生よさこいチーム 粋恋20歳前後の若者だけで構成された、勢いのあるチームだ。 C1000 げんきいろ隊旗振りがさまになっている。 商品アピールのためのチームかなと思ったが、活動履歴を調べると全国的にかなり活発で、そうでもないようだ。 跳乱舞地方車の手作り感が良い味だ。参加したいから東京からやってきた、意気込みだけで疾走している。 審査場があった。各競演場に設けられているのかな。詳しいことはよくしらない。 さて、ここまで最初に登場しただけで高町なのはがまったく出てこなかったが、撮影現場が思った以上にあわただしく、アマチュアカメラマンもたくさんいて、カメラフードとフードがひんぱんに小擦れ合うほど。したがって壊すのが恐くて取り出せなかった。スケール物でなくアクションフィギュアにしたら良かった。 ところでこれは帰宅後のテレビによる、夜の部の生中継だぜ。 つぎの日、祭り最終日は地方車賞を除く入賞22チームによるよさこい全国大会および後夜祭だ。 いきなりそのフィナーレ。写してるのは私ではなく兄。朝のものすごく早い私はすでに寝ている時間だ。下の写真の左半分には、写し損ねた入賞チームの中でもっとも特徴的な、サニーグループ よさこい踊り子隊SUNNYSの面々がいる。紅白なカウボーイならぬカウガール。 高知市中央公園、舞宴の跡。


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