東方Project 伝統の幻想ブン屋 1/8 射命丸文 フィギュアレビュー

発売:2009/10:グリフォンエンタープライズ 原型:山本雅弘

竜巻「天孫降臨の道しるべ」紅葉の秋。 射命丸といえば手に持つ紅色の団扇(風神録など)だ。 1枚目の加工CGにあるようにフィギュアのポージングが団扇を持つのに丁度良い感じなので、本物の紅葉を持たせてみるのも良いだろう。 「文々。新聞」特別版どうも射命丸です。 今回は不思議なことに私自身が記事ですので、いつもと違って語り形式です。 事のはじまりは2007年ごろから急に世間さまで私たちの人気が高まってきたことにあります。 外界にニコニコ動画なる活劇写真屋が登場しまして、幻想郷を元とした面白い短篇キネマが多数上映されているのというのです。 しかもいつでも好きな時に見ることが出来るという優れもの。 不思議なインターネットと呼ばれる絡繰りを利用しているというのですが、半世紀ほど見ない間に洋化の技もかなり進歩してきてますね。 いやそれはいいとして、なんということでしょう。私の知らないうちに、日の本の国中が、私たちを間接的にとはいえ見聞してしまっているのですよ。 最近では人気の高まりを受けて、私たちの人形が作られるようになりました。 外の世界ではどうやら、知名度の高いキヤラクタアが、人形土産になって売られるようです。 フィギュアと呼ぶのですが、これがまた可愛らしいのですよ。 お勧めは手前味噌ですが、私こと射命丸文のフィギュアですね。見てくださいこの笑顔を。 屋号鷲頭獅子印は山本雅弘氏型造りになる大量生産品です。 その数、なんと数千体。 人海戦術で作ってまして、殖産興業も凄い時代に来ているようです。 一寸悔しい数字なのですが、もっと支持されているフィギュアは万の単位を組み立てるといいます。想像もできない世界です。外は広いですね。 ところでこの胸は如何とも。私はもっと大きいはずですよ。 胴体のくびれはもっとあってもいいと思います。 烏ですね。私より輝いていませんか? 細かいですよね。いったいどうやって私の情報を知ったのでしょう。 必須道具までみんな再現してるんですよ。 だんだん視線を下げていきましょう。 スカートは不自然に広がっています。 …………。もしかして見えてます? もしかしてフィギュアを買うのは男の方が多いのでしょうか。 それは問題かも知れませんね。 たしかに私は可愛いですよ。 でも烏天狗ですからね、人間相手にそういう目で見られるのはあまり…… あ、私の名前が刻銘されていました。 うわぁ!!やややや、やめっ! やめる! 文々。新聞特別版これにてお仕舞いです!

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