東方Project 色鮮やかに虹色な門番 1/8 紅美鈴 フィギュアレビュー

発売:2010/10:キューズQ 原型:竹内剛太郎(アトリエバンブー)

東方でチャイナといえば中国妖怪の紅美鈴。読みは「ほん・めいりん」(Hong Meiling)で、そのまんま中国語。最近の日本では中国人名を中国語発音で読むことも増えてきてるね。 キューズQの箱はコトブキヤくらいの大きさで、収納に優しいほうだろう。美鈴コンパクト。 今日の全身写真はいつもの遠近感がない。台座もひらぺったんだ。8月から使ってる17-50mm F2.8 EX DC OS HSMを今回は用いてない。ちょっと人に貸してるので、代用として望遠レンズSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDで写してある。 その撮影距離は普段の7~10倍となる、およそ3.5m。カメラと撮影ブースを何回もちまちまと往復したぜ。ネット上の評判に違わず細部まで解像してくれたので、ワンフェスなど模型イベントでもそこそこの戦力として使えそうだ。 これまで美鈴のスケールフィギュアは出てなかったが、キューズQ版と別にグリフォン版も出る。それぞれタイプの異なる仕上がりなので、好き好きって感じだね。 キューズQのこのフィギュアは、元はガレージキットだった。キューズQのこれまでの展開を見ると、そういうのが得意なようだ。 チャイナドレスより綺麗な素足がすらりと。格闘が得意なので、良いものを拝めたとしても、痛い目に遭うんだよな……。出来はそこそこ中庸。可もなく不可もなく。 あ、この1枚は失敗だね。ピンぼけ。時間足りないので再撮影とか例によってしないけど。 ここからはAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDだぜ。撮影距離はぐっと寄って30cm前後。本当はこの60mmマクロでも全身は写せたんだけど、物は試しだった。 ちっちゃな顔に、でっかい髪の毛――でもないか。スレンダーな体とのバランスは良い。 美鈴のスケールフィギュアはキューズQとグリフォン以外はデフォルメや小物しか期待できないので、紅魔館ファンは買っておいても良いだろう。紅魔郷のボスクラスであと、スケールになってないのは……ルーミアちゃん不遇だね。 ファン以外はまず買うことのないいわゆるコレクターズアイテムの位置に来ると思うフィギュアだが、細部は意外と頑張っている龍も文字とか。 後ろの髪とか。アルター辺りなら検品で確実にハネられる、補修する気も起きない、1cmほどのでかい色移りがあった。1~2mmなら自分で削るか塗るかして消しちまう。数分で済むぜ。 ちりりんと鈴。名は体をあらわす。 上半身の服。中国武将なデザインがすこし感じられる。 敬礼! 手の造形はわりあい自然だ。 細い腰周り。 チャイナなスカート。 裏側 艶めかしいモモの形をしている。ぱんつがギリギリ見えないのに、ヒップの線は分かるという絶妙さ。 ここのチラ見えも下○ではない。ぱんつの上の地肌だ。 東方にけっこう多そうな、靴に素足。 ちっちゃい台座だけど、バランスは良い。飾るのに困らないね。瞬間接着剤が漏れて白化現象起きてるぜ。重箱の隅みたいなアラの突っ込みばかりで済まんが、これもレビューってやつなんで。実際はそれほど悪いわけではなく、たまたま外れ個体引いたのかも。 普通の視線の高さでは鉄壁だった防御も、下より眺めればもう、まるで無防備。 こういうのをパンチラっていうんだろうな。 美鈴にはもっとアダルトな大人の下○が似合っていそうな気もするが、白でも良い気がした。 シンプルなぱんつだ。ガレージキットではエロ方面に特化したものを除けば、下○に執着するフィギュアはむしろ少数派だろう。商業原型は逆に普通に見えても秘かにエロい食い込みしわしわぱんつが幼女キャラであろうが紛れていて、ロリコンどもを狂喜乱舞させる。 ぱんつを見ればフィギュアが分かる――変な珍分析ですまん。

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