灼眼のシャナ 1/8シャナ

2007年発売フィギュア さ行タイトルフィギュア
2007/11:マックスファクトリー 原型:橋本隆公 素材:PVC/ABS 分類:塗装済み完成品

 正当派シャナの決定版、ついに推参!

 これこそ私が求めていたシャナだ。

 普通バージョンの展開を終えすでにイロモノシャナへ走っている幾つかのメーカーには悪いが、細かい部位を語るまでもなく、このシャナがいとうのいぢ絵に似てるその一点のみで決定版なのは当選確実だ。

 MAXシャナさえ持っていれば、他の赤髪シャナはすべて不要だと強弁したい。

 マックスファクトリーはこれまで様々なシチュエーションで30種以上も送り出されてきた灼眼のシャナに、あえて直球ストレートを放り投げてきた。

 ただしその球速は160キロである。

 剛速球のシャナをお迎えできて嬉しい。これこそ「作品」と呼ぶにふさわしい。

 もちろん隅々までが完璧ではない。量産品である以上、また造型の要が原型師の個人作品である以上、例えば平面に近い顔など、どうしても気になる部分は生じる。だがそういった仔細は問題ではない。

 肝心なのは全体の印象がどうかだ。

 いとうのいぢが手に触れる。シャナがシャナとしてここにいる。それだけで十分である。

 このシャナがのいぢ絵の雰囲気を会得できているのは、いうまでもないだろう。これまで何人もの原型師がいとうのいぢに挑戦して失敗してきた。中にはのいぢの名前を冠して2回も派手に転け、またすっ転ぼうとしているバンダイの例もある。

 これまでの成功はいとうのいぢ絵を下地とし、原型師自身の特色を活かした森川裕光氏くらいだった。原型師基準ではMAXシャナは商業原型としてようやく2例目となる。もちろんこれはグッスマ系の高い量産化技術があって、はじめて実現できたものだ。とくにのいぢシャナらしさをもっとも表した瞳の原稿は、塗りの過程においてもっとも重要な作業だっただろう。

 フィギュアの世界では原型師と取締役くらいしか名が出ないが、完成に至るには隠れた人材が幾人も介在しており、彼ら彼女らの努力はブランド信用としてメーカーに帰納してゆく。

 えんぱつだ。

 にえとののしゃなだ。

 あらすとおるさんだ。

 ないむねだ。

 へそだ。

 ぜったいりょういきだ。

 ぱんちらだ。

 しんぷるであまりエロくない。

 シャナフィギュアのエロスはこのていどで十分なのかもしれない。元々そういうキャラではない。

 きゃすとおふだ。

 後半の文章、てぬきしすぎた。

 傲岸不遜な顔立ちだぜ。

 マックスシャナのあまりエロくない下着を眺めるにつけ、安直な助平に走っても結局は基本的な存在感には勝てないことがよく分かった。と書きつつも、エロいのが出たら喜んで買ってその部分に拍手するわけで、我ながら調子のいい二重基準だよな。

 結論としては、エロを求めるならこの子を買う必要はない。釘宮病を患っていてシャナが好きならプレ値が付いても手に入れるべきだろう。それだけの価値を内封している決定版だ。

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