山田照明 Z-LIGHT Z-208B ×2台 + アクリルサンデー 強化乳白半透明 IR432 ×2枚

東方光画機
購入:2015/07 分類:照明器具/ディフューザー

 フォトグラファー御用達のブランド、Zライトだ。10年以上不変のロングセラーモデル、Z208のブラック色。

 それとアクリル板のディフューザー。

 なんだこのでかい塊。通常のデスクスタンドなら足場に組み込まれてるものが「縦長」に収められている。

 クランプ固定で足場をなくし、電源ユニットを縦長にすることで高さを稼ぎ、さらにその上よりアームが伸びて――

 デスクスタンドとしては地味に大きかった。高さは最高で1mくらいまで。照明部は横幅67.4cm。

 固定は挟み込むタイプでクランプ式だ。厚さ5.5cmまで対応。

 こいつは蛍光灯を使うタイプで、電源回路内蔵で点灯管が不要、さらにインバータ内蔵でチラツキを防ぐ。付属の蛍光灯は三菱のやつだが――

 色評価用の演色AAA蛍光灯、パナソニック・リアルクス(平均演色評価数Ra99/最大100)に取り替えた。この手の発色評価用の照明器具としてはZライトよりLEDモデルのZ80PROがラインアップされているが、演色評価数はRa97とやや劣る。しかも実売価格は3〜5倍。

 天井の照明を消してZ208を点灯。うむ、暗い。モニターは椅子以外すべて壁などに囲まれている。Z208を導入しようとしたのは、天井につけたリアルクスだと壁からの色被りを拾ってしまい、モニターがやや茶色っぽくなるからだ。色管理に向かない室内環境だったんだぜ。

 だから近距離よりモニターを直接照らすデスクスタンドを買った。これで色管理の環境があるていど出来たな。下は撮影のためスタンドをモニター寄りに移動させており、実際はもっと離している。明るすぎてしょうがないからね。ちなみにいつもなら屋内撮影はかならずホワイトバランスを調整するのだが、この写真は無補正だ。演色AAA蛍光灯は光源由来による色被りを起こさない。モニターの発色が大人しいのは正常だぜ。色を評価するには通常のモニターが演出してる派手な発色は害となるらしい。色調幅と階調性が大きく失われるからだそうだ。デジカメだって高価な機種ほど素ではかえって地味に写る。

 インバータのおかげで、ジジジって音がほとんどしない。そのぶん作業に集中できる。
 光源が近いせいでモニターの上側がどうしても明るくなりすぎるので、モニター用のフードを買うことにしたぜ。ほぼ推奨環境になるな。現像方面では独自色が欲しくてフォトショップ・ライトルームを導入しなかったくせに、こちらは定番だらけで固めた。なにせ山田照明以外に優秀なツールを提供してくれる「アマチュア」向けメーカーがいない。プロ用は買う人が少ないから、性能はちょっとしか上昇しないくせに、なんでもかんでも凄いお値段だ。色管理用デスクスタンドもプロ用は10万円オーダーの世界だし、総合的な照明システムになれば簡単に100万円以上。とても手が出せない。

 へいっ! せっかく色評価用蛍光灯だから、撮影にも使えないか試してみた。というか様々に試してみて、色評価用LEDには色評価用蛍光灯がベストマッチっぽいんだぜ。

 全長が長すぎてフィギュア撮影には小回りが利かないが、上より照らすトップライトもしくはベースライト的な使い方であれば、とくに問題ないと分かった。そのまま採用。直射はアレなので、拡散させるためにアクリルの半透明乳白色を挟んでいる。

 この板はアクリルサンデーのIR432というモデルで、耐候性かつ強化板だ。つまり強い。大きさは32cm×55cm。じつはZ-80PROのときこれの小さいやつを試したが、通過した光がすこし赤味を帯びるので採用しなかった。こちらは頭からの光でフィギュアまで距離を取るため、全体的に暗くなるから影響は小さいと見て使うことにした。

 でかいIR432には2枚目がいて、ブース左側で固定レフ&遮光板になってる。

 Z-208B、2台目を買ってモニター用へ復帰だぜ。

 撮影ブース側のはLEDが増えた結果、カメラ周りを照らす作業灯になった(下写真右上)。光源由来で色被りしないから撮影結果にほとんど影響せず便利。蛍光灯はどうしても点灯してから明るさがマックスになるまで時間がかかるので、一回の撮影で付けたり消したりを何度も繰り返すやり方には合わない。