Nikon ワイヤレスリモートコントローラーセット WR-10

東方光画機
購入:2016/09 分類:レリーズ

 システム的な無線式レリーズの一揃えだぜ。

 ニコン純正プロ用リモコンを導入した。

 左から変換アダプターWR-A10、送受信装置WR-R10、リモコンWR-T10。ニコンのカメラ用リモコンとしてグレードは上の下。ハイエンドはボタン盛りだくさんなWR-1(4〜5万円する)。

 実売1万円くらいしてかなりお高い。方式はチャンネル型で無線。

 ニコンD60・D5000・D7000時代に使ってた赤外線リモコンML-L3はお値段1/8で初心者・アマチュア用。プロ機に近いニコンDfには赤外線受信センサーがなく、お手軽リモコンを使用できない。この赤外線リモコンには仕様上の欠点があり、カメラの正面や横側からしか受信できない。そういう限定では失敗が許されないプロの現場で信頼性が低く、上級機には簡易リモコン用の受信センサーがない。

 最近メインで使ってる有線式のレリーズ。ニコンDfで安価かつブレ抑制で済ませるにはこれが一番だと思ってたが――やはり有線の悲しいところで、どうしても有線由来のブレをゼロにはできなかった。紐が静かになるまで待機しないと、ボタンを押せない。

 Dfの前面には謎の黒いボタンがある。

 その下にはピン穴が隠れており――10ピンじゃないから填らないぜ、残念。プロ機やハイアマ機ならここが10ピンになっているが、ニコンDfは半端なので単ピンだ。プロ機と同等の機能と、入門機に近い機能の双方が混在している。軽さと引き替えだが、実売20万円台のカメラとしては寂しいかもだな。割り切るか、基本機能のより高い機種をべつに購入しておくかだ。

 というわけで送受信系のアクセサリー用ポートを使う。10ピンのプロ&ハイアマ機ならここにアルカスイス互換L型プレートの底が密着し縦構図でもきっちり固定できるが、送受信機に邪魔されるDfじゃスキマを確保しないと無理だ。そのぶん縦位置での剛性が損なわれる。

 このリモコンと送受信機は条件や組み合わせによるが、20〜50メートルもの有効距離をもつ。さらに同時に何台も操ったりなどの器用な芸当まで可能だとか。だから1万円もするんだぜ。

 私の用途ではオーバースペックすぎるが、Dfではほかに選択肢がない。さらに機能をのべる。チャンネル3方式で、使い分けさまざま。ひとつのコントローラーで複数のチャンネルを使い分けられる。しかも複数台をセットにして。レリーズは半押しやファンクションに対応してるぜ。痒いところへ手の届く賢いやつだな。

 周波数チャンネルが3つしかないのに有効範囲は数十メートル――航空ショーなどですぐ近くにおなじWR-10を使う人がいれば誤作動が起こりそうだが大丈夫、下の丸い円にあるボタンを押せば内部メモリーに登録・同期できるぜ。このリモコンで動かせるのは愛機だけだ。

 ケーブルレリーズはどうしたのかだって? フジフイルムX100Tで余生送ってるよ。コンデジで軽いし、静かでメカブレもないレンズシャッター、三脚固定の各種振動にとかく強い。

 もうひとつの有線式レリーズはX100Tへお下がりもできないが、リセールバリュー悪いし予備として保管する。

 これまでの格好より入るを改め、基本へ立ち返る。おかげさまでカメラブレは大きく減った。不安材料が減るほど撮影に没頭できる。